レインボー通信
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会員便り

福岡県のAさんからのお手紙

レインボー会
吉田将介様
 4月に入って暖かい日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。今年は暖冬のせいか桜の開花も早く、もうすっかり散ってしまいましたが、温暖化現象が進んできているのかと暖かさを喜んでばかりはいられない気がしております。

 私の方は季節の変わり目の気温の変化でまた少し体調を崩したりして、まだまだ丈夫な体に生まれ変わるには時間がかかるのかなと思っております。アルバイトを始めようかと思っておりましたが、そんな調子の自分の体に自信が持てないことと、薬の量が前回再発した量と同じぐらいで、今余計なストレスをかけない方がいいのかと思いまして、もう暫く様子を見ることにしました。1日も早く社会に出たいとは思いますが、焦って振り出しに戻っては意味がないので、今は焦らずゆっくりと病気と付き合っていこうかと思っています。

 ただ親戚などにずいぶんと顔色がよくなったとか、生き生きしてきたなどと言われ、今までも元気なつもりでいましたが、やはり先が見えない不安など精神的な辛さが顔に出ていたのかも知れません。
 
 最近は自分でもはつらつとしてきたんじゃないかと思えるようになりました。ステロイドがだんだん減っていくことにいつ再発するかという不安はつきまといますが、このままゆっくりと一歩ずつ進んでいければ投薬を中止することもきっと出来ると信じて頑張っていこうと思います。

 7回目の腎康丸の申込みをさせていただきたいと思いますので、手続きの方宜しくお願い致します。
それでは過ごしやすい季節ではありますが、お体にはお気をつけ下さいませ。


沖縄県のBさんからのお手紙

レインボー会
吉田将介様

 先日、突然電話を致しましたところ、早速資料を送っていただき、有り難うございました。
 インターネットで貴会のHPを拝見し、多くの方が同じ病気で頑張っていることを知り、これまで不安な生活をしていたのですが、心強く感じることが出来ました。このような情報の提供に心から感謝いたします。

 2番目で17歳の息子がネフローゼです。8歳の頃からアレルギー結膜炎になり始め治療を受けていたのですが、13歳の時突然ネフローゼが発症しました。今もプレドニンとネオラールで治療しています。その間、何度も再発しましたので腎生検をし、「微小変化型ネフローゼ症候群」と診断されました。一時はステロイド剤を止めることができたのですが、免疫抑制剤を止めるとまた再発しました。

 発症してから4年が経つのですが、症状が変わりません。ステロイド剤や免疫抑制剤は症状を緩和しても、根本的な治療になっていないのではと思っています。漢方薬で体質を改善できるのであればと思いお手紙を出しました。

 会の運営や会員のお世話に大変ご多忙とは思いますが、問診票を送付しますので、翻訳など宜しくお願い致します。


神奈川県のCさんからのお手紙

吉田様
 いつも大変お世話になっております。

 息子もいよいよ高校1年生になりました。免疫抑制剤を漸く中止してから、早1ヶ月経ちますが、蛋白は(―)が続いております。本当に嬉しい限りです。

 息子もネフローゼのことなどすっかり忘れたように、高校生活を楽しみ、一方で大学受験のことも頭に入れて大きい目標に向かって胸をふくらませております。

 そのような姿を見ていますと、今まで2年半の不安と絶望感にさいなまれていた毎日が遠い昔のことのように思えてきます。頑張っていれば必ずよい結果が待っているのだと思えてなりません。これというのも腎康丸と吉田様の暖かいお力添えがあってこそのことです。いくら感謝申し上げても余りあります。

 これからも体に気をつけてこの状態が続くように頑張ります。また輸入手続宜しくお願い致します。