ネフローゼ・腎炎
闘病過程の記録

※皆さんから頂いたお手紙などを表にしてみました。


Aさん、男性、19歳の時にネフローゼ発症(ステロイド不使用例)
経  過
10

坂を登ると息切れ、朝起きた時疲れが残っているのを感じる。大学入学時の健康診断で数回にわたり尿蛋白が検出。

25

約3週間検査入院。病院の検査でアルブミン1.5g/dl、総蛋白5.1g/dl。尿蛋白3+。腎生検を受け、ネフローゼ症候群と診断される。※蓄尿蛋白検査値を最後に付した。

11

尿蛋白4+。
ステロイド系の薬は一切使用せず。
息子には腎康丸を選択させたいと夫婦で決心する。退院。退院後はなるべく安静にしつつ、大学で授業を受ける生活に戻る(自宅の車で母が送迎)。退院2日後、朝は瞼、夕は足の浮腫みがひどく現れる。
腎康丸の服用を開始。

19 腎康丸服用開始から1週間程経過してから、急激に排尿の回数が増え、瞼や足の浮腫みが見られなくなる。
29 病院で塩分、たんぱくを控えるよう注意を受け、後日、栄養指導を受ける。
10
腎康丸にも慣れ、なんと16等分に切ってはいるが、オブラート無しでスイスイと飲めるようになった。
14 腎康丸服用開始して満一ヶ月。自宅で朝、検査紙を使用したら色の変化が現れず。その後も変化なし。
病院での検査結果:尿たんぱく殆どゼロ
12 14 尿蛋白は腎康丸服用の1ヶ月後に−になり、その後も−が続いている。休まずに大学へ通えている。
服用薬:腎康丸のみ。
11
大学の定期試験があり、一昨日より図書館通いをして勉強している。今のところ風邪もひかずに無事に過ごしている。たまにとても疲れた時など、尿が少々泡立っていることがある。まだ油断は出来ない大学が始まったら、また車での送り迎えをする。
17

腎康丸の服用も、今は呼吸をするが如く、すっかり生活の一部になってしまっている。「慣れ」と言うものはすごい!
去年の今頃は、息子の青白い顔を見て、本当に病気になってしまったんだと実感したが、最近は、すっかり顔色も良くなり、体力も付いて来たように思う。
私の車での送迎も、「大学まで」送る日もあれば、「途中の駅まで」と日によって変えられるようになった。「途中の駅まで」の時は、20分ほど電車を乗り継いだ後、山のふもとの駅から、山の上にある大学まで徒歩15分ほどかけて登って行っている。歩いて行くとやはり血行が良くなるせいでしょう、授業が多くて長時間座りっぱなしになる日でも、あまり身体が辛くならないようだ。最近は、風邪をひいても、全く尿に変化がみられなくなった
徹夜に近い勉強をすることもあるが、その分はどこかで睡眠を多めにとることで疲れが取れているようだ。

尿蛋白−。
服用薬:腎康丸。
13 体重がもっと増えてほしい!(笑)高校時代の大勢の友人と公園で集まってバーベキューをしたり、少人数で映画に行ったりと、夏休みをそこそこ楽しんでいる。10月に病院での検査を予約。
10 病院での検査結果:尿蛋白−。風邪を引いたことで、白血球が少し高かった。
服用薬:腎康丸。
15 尿蛋白−、全て正常。腎康丸治療を終了、観察段階に入る。
12 26 観察段階に入ってから4ヶ月経過。経過順調、検査値も全て正常。
10 15 観察段階に入ってから1年経過。
病院で受けた9月の定期検査にも、全く問題なし。食欲もあり、体調も良い。大学の授業も休まず出席出来ている。夏休みは、青梅、新宿、横浜方面などへ、友人と数回にわたって、ママチャリサイクリングに出かけたが、翌日も筋肉痛に悩まされることも無く、実に元気。大学へも、車で送る日も二日程度になり、殆ど一人で通えるようになった。久しぶりに、真っ黒に日焼けした状態で、新学期を迎えた。
13

定期検査の結果あり。全く問題がなかった。ここのところ、就職活動でエントリーシートの準備に追われたり、色々な会社の説明会に参加したりで、とても忙しくしているので、不調が出ていないかと心配していたが、ホッとした。
腎康丸の服用を終わってから、一年以上経ちました。このまま無事に二年が経過してくれるとありがたい。

定期検査の結果、医師から全く問題なしとのこと。

11 観察期間に入ってから、2年無事経過。検査値は全て正常。観察終了。大学4年生になった。課題をこなすための徹夜、風邪、蚊にさされる、遠出のサイクリングなど、ある程度身体へ負担をかけることがあっても、乗り越えられている。早いうちに就職も決まった。

  付:
蓄尿蛋白
(検体検査)
2010/05/15 8.296/day
2010/05/27 4.655/day
2010/05/28 5.066/day
2010/05/29 7.129/day
2010/05/31 7.770/day
2010/06/01 4.072/day
2010/06/02 16.363/day


Bさん、女児、7歳の時にネフローゼ発症(ステロイド不使用例)
経  過
01 10 尿蛋白3+。食欲・元気あり。浮腫み軽度。尿検査、血液検査、超音波検査でネフローゼ症候群と診断される。親の希望からステロイド系の薬などを一切使用せず。
尿に白血球が混ざっているとのこと。足に浮腫みあり。1度腎臓へのお灸をしている。浮腫みがある時には足浴、腰湯、こんにゃく温湿布、利尿作用のあるハーブテイ(ごぼう、すぎな、はこべなど)などで対処。寝る前に背中、足、顔のマッサージ。根菜類、海草、雑穀中心の食事(オーガニック)。
02 18

尿蛋白2+〜3+。時々顔が軽く浮腫む程度、元気で普通の生活にはほとんど支障なし。病気になってからよく食べるようになった。特に症状が重い時程食べたがるように見える。

食べる食品によって翌日の浮腫みに大きな違いがある。大豆製品には激しく浮腫む。やや尿の出が悪くなったり何となく蛋白値が上がる食品類は木の実類、トウモロコシ、じゃがいも、卵、チーズなど。何らかの悪影響が見られるように感じる食品は全て食べさせないようにしている。

現在、西洋ハーブとビタミン剤、粉末ビルベリー(北欧の野生のブルベリー…目を使う遊びばかり好む為)を服用中。
21

風邪を引く

22 39.4℃の熱が出る。
23 熱がすっかり下がり、元気。風邪による蛋白量の変化は特に見られなかった。
21 尿蛋白は2+〜3+、今のところ特にこれといった変化なし。
腎康丸を服用開始。
昨日と今日は下痢気味になった。ビタミン剤、粉末ビルベリーも服用。
服用:腎康丸。
19

尿蛋白は軽い増減を繰り返しながらも下がり続け、現在1〜2+服用薬:腎康丸。

15 尿蛋白±になる。
服用薬:腎康丸。

10 12 尿蛋白−になる。
服用薬:腎康丸。
11 27

特にこれといった症状は見られず。
服用薬:腎康丸。

現在食べ物によって蛋白値が変わるということもすっかりなくなった。発病直後アレルギーを起こしやすい食品の使用を2、3ヶ月中断し、その後一品ずつ様子を見ながら食べさせて行ったことがあるのだが、大豆製品(味噌と醤油)に激しく浮腫んでしまった。それ以来大豆製品の含まれる食品を一切避けている。今一度大豆製品を試してみたいとも思うのだが、恐ろしくて勇気が出ない。

03 26

尿蛋白は02年10月中旬以降出ていない。症状は特に何もなし。毎日とても元気に過ごしている。
服用薬:腎康丸のみ。

1月中に3〜5日程の間隔をあけて醤油と味噌を合計3回量を増やしながら食べさせてみたが、蛋白値、その他に変化は見られなかった。豆乳、豆腐などにはアレルギーを引き起こす成分が多く含まれていると聞いているので、少なくとも2、3年は与えないでおこうと考えている。

11 尿蛋白は02年10月中旬から−が続いている。症状もなく、元気に過ごしている。
服用薬:腎康丸のみ。
12 12 検査値は全て正常。
腎康丸の服用を終了し、観察段階に入る。
04 16 観察段階に入ってから4ヶ月経過。尿蛋白は02年10月以来出ていな。これといった変化もなく元気に過ごしている。
12 12 観察段階に入ってから1年経過。尿蛋白が出たことはない。急性蕁麻疹になったり、蚊に刺されたり、風邪を引いたりした時も尿蛋白が出ることはなかった。とても元気に過ごしている。
05 12 13 検査値は全て正常。発育・成長もも順調。ネフローゼ治癒。2年間の観察段階卒業。
08 レインボー会が追跡調査を実施し、観察段階卒業後も全て順調とのこと。


Cさん、女児、4歳の時にネフローゼ発症(ステロイド使用例)
経  過
00 25 顔面が浮腫む。
29 病院で受診。尿蛋白3+、低蛋白血症、高コレステロール血症によりネフローゼ症候群と診断され、同日、入院。初診時、総蛋白4.6/gl、アルブミン2.1/ml、総コレステロール341mg/dl。尿蛋白1.9/ml。
プレドニン30mg/日服用。
尿蛋白−になる。
17 プレドニン10mg/日、退院。
24 プレドニン停止。
26 尿蛋白3+になる。
30 尿蛋白3+が続くため、再発と診断され、30日よりプレドニン30mg/日再開。
10 24 尿蛋白+
01 プレドニン停止。
28 尿蛋白2+になる。
尿蛋白3+になる
13 尿蛋白3+が続くのでプレドニンを再開。
18 尿蛋白(−)が続く。今回プレドニン服用初日から毎日のように鼻血が出る。毎回プレドニン多量服用中。毎朝起床時間がAM4:30〜5:00と早く、1日中、目がランランとしている。又、夜尿も多くなる。顔色が青白く、目の下が少々くまっている。食欲がすごく、元気いっぱいである。
23

尿蛋白−。
プレドニン30mg/日。尿蛋白−が続けば1週間に5mg/日ずつ減らす予定。
白尿が(−)の時は病気でないように元気で家中動き回り、1日中騒いでいる。病院は特に食事制限が一切ないが、発病してからは減塩にしている。病院の先生はプレドニン10mg/日になったら保育園へ行ってよいというのだが、大事をとって来年度からにするつもりだ。

18 腎康丸の服用を開始。
10

プレドニンを停止。プレドニン服用中はずっと蛋白マイナスで1週間5mgずつ減らし、最後の5mgを1日おきを2週間続けて終わった。
朝起床時顔がちょっと浮腫んでいるのだが、昼頃にはすっきりする。また朝の尿がちょっと泡が立つ。それ以外は大変元気だ。
服用薬:腎康丸。

25

病状は安定し、とても元気な毎日を過ごしている。
尿蛋白−。
服用薬:腎康丸のみ。

26 十数か所虫に刺されてしまい(虫除けスプレーしていたのだが、)、ものすごく腫れて熱ももってそのせいか38℃の発熱。
尿蛋白3+になる
服用薬:腎康丸のみ。
±〜−となり、再発にはならず安心。
服用薬:腎康丸のみ。
25 尿蛋白−。
問題なく元気。
服用薬:腎康丸のみ。
11 25

尿蛋白−。
服用薬:腎康丸。売薬の咳止め。
10月より幼稚園へ通っている。園で風邪も流行っているせいか、咳がずっと続いている。37℃位の微熱もちょくちょくだし、食欲が落ちるが、高熱を出して寝込むことはこれまでなかったが、先週、幼稚園よりTELあり。40℃の発熱。翌日尿蛋白±、その後−になった。今回発熱で病院の抗生物質服用時の4日間腎康丸の服用を中断していた。

02 29

尿蛋白−。
服用薬:腎康丸。
特に異常なく元気。その元気な様子で気温マイナス10度という中でも外でそり遊びなどさせている。あまり無理させない方が良いと思いながらも、発病中にがまんがまんをさせていたので生き生きした今の姿を見ると子供のやりたいことは出来るだけやらせたい気持ちでやらせている。

尿蛋白−。全て正常。

服用薬:腎康丸。

尿蛋白−。全て正常。

服用薬:腎康丸。

尿蛋白−。全て正常。
服用薬:腎康丸。
前回、腎康丸の治療を終了し、観察段階に入ることができると聞き、とても嬉しく思うが、今毎日出かけることが多く、虫に刺される時期でもあり、まだまだ不安なため、可能なら万全のためもう暫く腎康丸を飲みたい。

03 10 経過良好、検査結果も全て正常。
腎康丸の服用を終了。観察段階に入る。
観察段階に入ってから4ヶ月経過。全て正常。元気に過ごしている。
04 10 観察段階に入ってから1年経過。全て正常。元気に過ごしている。
05 11 全て正常。ネフローゼ治癒。2年間の観察段階卒業。
08 22 レインボー会が追跡調査を実施した。観察段階卒業後も元気に過ごし、身長体重は平均とのこと。


Dさん、女児、6歳の時に紫斑病性腎炎
経  過
11 15 腹痛、嘔吐あり。腸炎と診断され、内服薬を服用 。
22 総合病院で検査するも腸炎の診断、症状悪化。
27 入院検査で腸炎と診断。抗生物質の点滴するも好転せず、腹痛ひどくなり、衰弱が激しくなる。
アレルギー性紫斑病性と診断され、ステロイド治療に入る。
14 ステロイドは点滴から内服に変わる。
17 尿蛋白+、潜血−。
19 尿蛋白2+、潜血-。退院。
14 尿蛋白3+、潜血-。
21 尿蛋白3+、潜血2+。
紫斑病性腎炎併発と診断。尿蛋白減少の薬を倍に増量し、1週間様子を見ることとなった。尿蛋白の増加が激しいが、血液内蛋白量は正常とのこと。
主治医曰く:この病気は対症療法しかないので長期にわたっての治療が必要。
22 尿蛋白3+、潜血2+。
発症からの時間があまり経過していないので早期に蛋白減を図り、内服・完治の見当をつけたいと思う。
服用薬:ステロイド、
アンギナール酸1日2回(1回0.52g)、
アドナ散1日2回(1回1g)
趙先生に相談。
10 16 腎康丸服用開始。
11 ステロイドの服用停止。
11 22 尿蛋白1+〜2+、潜血2+。
服用薬:アンギナール酸1日2回、アドナ散1日2回(1回1g)。
腎康丸。
12 初旬 風邪。
中旬 学校側の手違いにより、寒い屋外に1時間以上もいたというハプニングがあり、12月14日、16日は異常に高い尿蛋白になった。抗生物質による風邪の治療を受けた。
下旬 順調に尿蛋白値は下がった。
12 25 本日の検査では尿蛋白+、潜血2+であった。現在、症状は特に変わったことはなく、浮腫みもだいぶ取れて来るようだ。
服用薬:
アンギナール酸1日2回、シーピー配合顆粒。
アドナ散1日2回(1回1g)、
腎康丸
14 検査では風邪の為悪い数値となっていた。
先月風邪で悪くなった数値が、以降順調に回復し、極めて元気に過ごしている。
尿蛋白±、潜血2+。
服用薬:
アンギナール酸1日2回、
シーピー配合顆粒1日2回、1回1g。
アドナ散1日2回(1回1g)、
腎康丸
尿蛋白定量11、潜血−。
経過は極めて良好。風邪などの病気もなく、バレエレッスン(週2回)や学校の体育もクリアしている。
服用薬:
アンギナール酸1日2回(1回0.4g)、
アドナ散1日2回(1回0.15g)。
腎康丸
20 検査では膀胱炎の為潜血3+、尿蛋白(+)となった。
検査でも潜血は若干高い数値だった。
31 安定した状態。末日病院の薬使用を一切停止。
28 検査:尿蛋白−、潜血−。
現在服用している薬は腎康丸のみ。他の薬は8月1日以降服用なし。
11 30 検査においてはその一週間前にノロウイルスに感染し、下痢と嘔吐があったが、近くの病院で薬を処方してもらい即完治。
検査:潜血−、尿蛋白−。
12 12 病院の薬を停止してから今まで3ヶ月経過。検査結果は全て順調。
その後は健康状態は良好で、学校でインフルエンザが流行しているにもかかわらず元気。又、体力的にも舞台発表に備えたバレエレッスンも週4回もこなしているが、順調で、特に疲労を訴えることもない。
主治医、完全に健康体を取り戻しているので今後は4〜6ヶ月ぐらいに検査し、観察していこうとのこと。
13 15 腎康丸治療終了、観察段階に入る。
尿外観・色調 淡黄色 
尿外観・混濁(−)、潜血反応(−) 蛋白定量(−) 結果値10 ※前月2月22日にインフルエンザA型発症2月26日完治。
尿外観・色調 淡黄色
尿外観・混濁 (+2)
潜血反応(−) 
蛋白定量(±)結果値23 
12 尿外観・色調 淡黄色
尿外観・混濁 (+2)
潜血反応(−)
蛋白定量(−)結果値8
※6月5日体調に異常あり、病院で診察を受けた。
この検査時、ASLOの値が645Hを示し処方薬を服用し完治。
10 尿外観・色調 淡黄色
尿外観・混濁(−)、潜血反応(−) 蛋白定量(±) 結果値21。
尿外観・色調 淡黄色 
尿外観・混濁 (−)
潜血反応(−) 
蛋白定量(−)結果値8  
10 尿外観・色調 淡黄色 
尿外観・混濁 (−)
潜血反応(−) 
蛋白定量(−)結果値8
14 22 尿外観・色調 淡黄色 
尿外観・混濁 (−)
潜血反応(−)
蛋白定量(−)結果値9
病院からは、今後の検査不要と言われた。
腎康丸の服用停止から13ヶ月を経過している。この間に上記に記述通り2度ほど体調を崩したが、病院の処方薬により容易に回復した。
またこの間、上記病気による4〜5日の学校欠席以外は元気に登校した。特に7月以降については皆勤。
稽古事のバレエにおいても、週4回以上のレッスン(1回平均約2時間)をこなしステロイドの影響でぽっちゃりしていた肉付きもスリムになり、スマートな良い体型になった。3年生でただ1人、上級生と一緒のAクラスでしごかれている。
25 観察段階に入ってからの1年追跡。
昨年2月に観察段階に入ってから今日まで、何のトラブルもなく極めて健康な状態をキープしている。

Eさん、男児、6歳の時に紫斑病性腎炎
経  過
99 下旬 微熱があり、少しの腹痛、嘔吐も見られ、風邪をと診断される 。
両足のひざ下に紫斑が出る。
アレルギー性紫斑病と診断される。
嘔吐、腹痛、関節痛があった。
腹痛、嘔吐が激しくなり、総合病院に入院。紫斑病性腎炎と診断される。
蛋白尿:2+、潜血が見られる。血便もあった。紫斑は1週間程で消え、現在も全く出ていない。
ステロイド剤を投与されるが良い方にならず、身長と体重から計算され、最大限にステロイド剤が増やされ、連日投与する。この治療、1ヶ月間連日続く。
蛋白尿±、-(マイナスの方が多くなる)。副作用を考えられ(眼圧も上がっていた。その後、下がる)。
プレドニン5mg、10錠(隔日になる)に減らされる。
10 上旬 風邪を引いて、38.1℃の熱が出る。
11 18 退院。
現在隔日プレドニン5mg、8錠(朝6、昼2)。毎日アンギナール散12.5%、0.95g(食後3回)。
30 蛋白尿はマイナスですが、プレドニンが切れる夕方の2時間〜3時間は+。潜血2+。
12 14 腎康丸の服用を開始。
腎康丸の服用について主治医に相談したが、あまりよく思っていないようだ。私達としてはどうしても腎康丸を試してみたいと思い、服用を決断した。
31 検査結果
蛋白定性-、糖定性-、ウロビリノーゲン±、ビリルビン-、アセトン体-、潜血反応+、白血球0〜1、赤血球1〜2、扁平上皮0〜1。
腎康丸4粒/日。
風邪を引くこともなく、元気に過ごしている。
00 22 蛋白尿は昨年11月下旬よりずっと−。潜血は+か±。赤血球もほとんど出ていなかった。
プレドニンを隔日で飲んでいるが、薬が切れる時間帯となる1時間ほど潜血が2+、蛋白が±となる。
プレドニンを隔日35mgを服用。4月中旬までこのままの量を服用していく予定。アンギナール散12.5%1g連日食後3回。
プレドニンを飲んでから耳の中が茶色になっていたが、腎康丸を飲み出してすぐに耳の中が綺麗になった。それにたまに内に来る者が息子の顔を見て顔が小さくなったと言っている。
ずっと保育所へは行かず、家にいたが、インフルエンザが流行っていなければ登所してもかまわないそうだ。
39.5℃の熱が出た為、入院となった。インフルエンザかと疑われたが、熱は1日のみで風邪ということだった。他に咳も鼻汁もなく、風邪の様子はすぐになくなった。
蛋白2+、潜血3+。
12 蛋白尿+〜±、潜血2+。
17 蛋白尿±〜+、潜血2+。
21 蛋白尿±〜-、潜血+。
28 蛋白尿-、潜血±〜+。
本人、元気。
小学校入学。腎康丸を学校で服用するのが難しいので朝晩2粒ずつ服用に変更。
尿蛋白-、潜血±。潜血2+は
風邪も引くことなく、元気に学校に通っている毎日が有り難く思う。まだまだ時間がかかると思うが、絶対に良くなると信じて毎日を過ごしている。
4月に小学校に入学してからわりと楽しく過ごしている様子。そういう中でも4、5回腹痛があり、その度に病院へ駆け込んでいた。主治医からはその度に「病気ではなく、精神的なものです」と言われるのだ。おかしいと思いながら、日が経ち、ある時プレドニンの副作用で太っていることを別のクラスのある男の子に何度もデブと言われた。またわざわざ息子のクラスに来て、息子が何か話をすると「うるせー、デブ!」と言われていたそうだ。このことを聞いた時、私は涙が止まらなかった。男の子のお母さんに連絡し、謝ってもらった。その後息子はその子と友達となったそうだ。
現在、張りきって学校に通っており、他の子に負けまいと授業中とても積極的に話をし、友達ともよく話をして楽しいらしく安心している。
14 プレドニン6錠に減量。
28 尿蛋白-、潜血±。
13 尿蛋白-、潜血2+。
ずっと良い方に向かっていたのだが、虫さされがひどく、その時の数日、潜血が悪くなる。虫さされが良くなると潜血も良くなる。この数日も虫さされで潜血が増えている。このことで虫さされには注意している。
19 尿蛋白-、潜血±。
プレドニンが1錠減ったが、あまり影響もなく、少々安心している。
小学校一年生ということで、色々心配もし、春先には精神的にまいっていたのがうそのように、張りきって過ごしています。クラスの中で、風邪を引いてお休みする子が多かった日々だったが、息子は風邪を引くこともなく、6、7月は元気に学校に通っている。
主治医からも「良くなるでしょう」と言われ、趙先生の言葉に支えられ毎日頑張っている。
尿蛋白-、潜血2+。風邪を引く。痰、咳が出る。鼻汁が出る。
尿蛋白-、潜血+。
尿蛋白-、潜血2+。
尿蛋白-、潜血+。
尿蛋白-、潜血±。
19 尿蛋白-、潜血±。熱38.4℃、頭痛、嘔吐。入院、点滴をする。
20 尿蛋白-、潜血+。
21 尿蛋白-、潜血3+。夜中39.3℃となり、朝38.0℃。
22 尿蛋白-、潜血2+。熱が下がり、頭痛もなくなる。
23 尿蛋白-、潜血±。退院する。
26 尿蛋白-、潜血-。
夏休みが終わり、登校を始めてから、運動会の練習もあり、息子は外にいることが多く、多少動いていることもあり、潜血が出てくる。
12 尿蛋白-、潜血-。
受診日、ステロイド5錠となる。この後何も病気をしなければ1ヶ月ごと1錠減っていくとのこと。
10 11 尿蛋白-、潜血-。プレドニン4錠に減量。
9月に遠足に行ったが、全く影響がなかった。回復に向かっていることをよく分かり、少々活発に動き回っているが、影響がなく安心している。
11 プレドニン3錠へ減量。
12 プレドニン2錠に減量。
プレドニン減量後も蛋白は出ることなく本当にびっくりしている。潜血は風邪を引くとでているが、風邪の後4〜5日ほどすると潜血もなくなっている。
ムーンフェイスがどんどん小さくなっていくし体重もずいぶん減っている。まだ安心できる段階ではないが、昨年の今頃の気持ちのあり方がずいぶんと違い、希望が見える毎日だ。
01 尿蛋白-、潜血-。プレドニン1錠に減量。
尿蛋白-、潜血-。プレドニン停止。
20 熱39.5℃が出て、嘔吐。入院する。
尿蛋白-、潜血-。
尿蛋白-、潜血-。
15 入浴後に蕁麻疹が出る。
尿蛋白-、潜血-。
尿蛋白-、潜血-。体調が崩れることがあっても、尿検査は正常。学校でも張りきって運動している。
アンギナール散は1日2回に減った。夏には服用停止の予定。
どんどん回復しているのがとても嬉しく思う。
28 尿蛋白-、潜血-。
夏休み中、毎日プールに通っている。外でもよく遊ぶ。主治医からもう普通の生活に戻って良いと言われ、海にも今年の夏は3度も遊びに行ってきた。元気。
アンギナール散停止。
02 27 腎康丸治療終了、観察段階に入る。
27 観察段階に入って4ヶ月経過。病院の尿検査も全く異常なし。風邪を引くこともなく元気に過ごしている。
03 30 観察段階に入って1年経過。月一度の病院での検査も全て正常。毎日野球をしている。
04 28 観察段階に入って2年経過。元気はつらつで毎日を過ごしている。月に一度の病院での検査も3月30日で終了。これで2年間の観察も無事終了した。感謝!
08 レインボー会が追跡調査を実施した。
元気。小学校三年から始めた野球を7年間続けている。日常生活ではどこにでもいるような中学生活を送っている。今身長164cm 体重55Kg。


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