レインボー会はネフローゼ症候群と腎炎患者の友の会です。
設立の経緯と沿革をまずご紹介させていただきます。レインボー会とは別組織の神奈川「腎炎・ネフローゼ児」を守る会会員の高橋君のネフローゼ症候群が治癒した体験談(下に転載あり)が同「守る会」会報1997年1月号と4月号に2回に分けて掲載されました。高橋君が服用したのは中国の腎疾患専門医の趙樹紅医師によって考案された腎康丸という漢方薬で、この薬も高橋さんの体験談で紹介されていました。このことを知った多くの方から是非趙医師に相談したい、腎康丸治療を受けたいがどうすればよいかなどのお問い合わせやご要望が多数寄せられました。これを受けて、趙医師への相談及び腎康丸個人輸入のサポートのために、高橋君のお父さんと同氏の友人の吉田将介さんは1997年8月にレインボー会を設立しました。高橋さんの仕事が中国で、日本にいなかったため、会の代表は本職を定年退職した吉田さんがつとめました。
レインボー会発足当初から、ずっと代表をつとめていた吉田さんが2005年10月に癌で亡くなりました。その後暫くの間娘さんの吉田華子さんが代表を代行していました。しかし、華子さんご自身の仕事への復帰などの都合で、代表代行の続行ができなくなったため、私が後を引き継いで2006年から代表を担当することとなり、今日に至っています。私もレインボー会の元会員で、下の「会代表のごあいさつ」と「矢野闘病記」で私のことをご紹介させていただきます。
レインボー会の目的は設立して以来一貫して中国の趙医師への相談及び腎康丸の個人輸入のサポートや会員間の交流や情報交換の支援などです。
会員の構成はネフローゼ症候群と腎炎患者です。ネフローゼ症候群の会員には大半が微小変化型で、一部巣状糸球体硬化症、膜性腎症方もいらっしゃいます。腎炎の会員には主として紫斑病性腎炎ですが、糸球体腎炎の方もいらっしゃいます。会員には2、3歳の小さなお子さんから60歳代の方まで、様々な年齢層の方がいらっしゃいます。
案内や他の資料及び会報などをご希望の方はお気軽にお問い合わせ下さい。郵送致します。
2018年2月27日
レインボー会代表 矢野真理子
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